Long-term investment

ろうきんのつみたてNisaでおすすめの金融商品を考えてみる。

つみたてNisaとは

金融庁が推奨する長期積立の制度です。ドル・コスト平均法によって毎月投資信託を買い付けます。

NISAとは次のような違いがあります。併用はできません。

NISA つみたてNISA
年間非課税枠 120万円まで 40万円まで
利益が非課税となる期間 5年まで※ 20年まで
非課税総額 600万円 800万円
投資商品 個別株、投資信託、ETF。海外株も可。 指定された投資信託
投資可能期間 2014年から2023年 2018年から2037年

※NISAは制度終了までの間なら、ロールオーバーが可能です。

MEMO
ロールオーバーとは?

非課税期間が終了した時に、NISA口座で保有している金融商品を翌年の非課税枠に繰り越すこと。120万円を超えていても全額繰り越せます。

ろうきんのつみたてNisa商品は?

つみたてNisaを設定できる金融機関は一つです。ろうきんでつみたてNisaを始める場合には、以下のファンドから選択することになります。

ファンド名 ベンチマーク 信託報酬(税込) 純資産額
たわらノーロード 日経225 日経225 0.187% 157.08億円
iFree TOPIXインデックス TOPIX 0.154% 13.04億円
たわらノーロード 先進国株式 MSCI-KOKUSAI 0.10989% 388.60億円
野村インデックスファンド・外国株式・為替ヘッジ型 MSCI-KOKUSAI 0.605% 37.90億円
iFree 新興国株式インデックス FTSE RAFI エマージング インデックス 0.374% 27.52億円
eMAXIS 最適化バランス(マイゴールキーパー) バランス(債券:約8割) 0.55% 11.22億円
eMAXIS 最適化バランス(マイディフェンダー) バランス(債券:約6割) 0.55% 10.72億円
eMAXIS 最適化バランス(マイミッドフィルダー) バランス(債券:約4割) 0.55% 31.46億円
eMAXIS 最適化バランス(マイフォワード) バランス(債券:約2割) 0.55% 17.81億円
eMAXIS 最適化バランス(マイストライカー) バランス(債券:約3%) 0.55% 33.7 億円

信託報酬は消費税増税後の数値です。

注意
eMAXISシリーズのバランス・ファンドの内、マイディフェンダー/マイミッドフィルダーは換金申込受付日の翌営業日の基準価額に0.05%をかけた額、マイフォワード/マイストライカーは0.10%をかけた額の信託財産留保額がかかります(マイゴールキーパーはなし)。

選択基準

次の基準で選ぶと良いです。

  1. 純資産額が50億円以上(30億未満の場合、繰上げ償還リスクがあるとされます。)
  2. 信託報酬が低い。(低ければ低いほど良いです。)
  3. 投資対象が広く分散されている。

選ぶべきファンドは?

上記の基準から次のファンドが良いでしょう。

ファンド名 ベンチマーク 信託報酬(税込) 純資産額
たわらノーロード 日経225 日経225 0.187% 157.08億円
たわらノーロード 先進国株式 MSCI-KOKUSAI 0.10989% 388.60億円
iFree 新興国株式インデックス FTSE RAFI エマージング インデックス 0.374% 27.52億円

バランス・ファンドは信託報酬の高さと、純資産額の小ささから、全て論外になります。

「たわらノーロード 日経225」は信託報酬がもう少し低くなれば良いですね。国内株式は、日経225より分散されているTOPIXを推したいのですが、「iFree TOPIXインデックス」の純資産額は13億しかありません。

「たわらノーロード 先進国株式」は文句無しの選出です。先日信託報酬の引き下げが発表され、eMAXIS Slimやニッセイと並び、国内最安値になりました(以下のリンクを参照)。純資産額も巨額で安心できます。

参考 「たわらノーロード」一部ファンドの信託報酬率を引き下げアセット・マネジメントOne 株式会社

iFree 新興国株式インデックスは信託報酬がやや高く、純資産額も心もとありません。しかし、他に新興国株式クラスがないので、これを選ぶしかないですね。

ポートフォリオ

世界の時価総額に合わせて組みましょう。世界の時価総額は以下のとおりです。

 

 

アメリカ+カナダ+ヨーロッパが「たわらノーロード 先進国株式」の投資先です。約8割ですね。

韓国はMCSIでは新興国扱いで、FTSEでは先進国扱いです。ろうきんの商品のベンチマークは、先進国クラスはMSCI、新興国クラスはFTSEになるため、韓国は除外されることになります。

以上を踏まえて考えられるポートフォリオは以下のとおり。韓国を除く全世界に投資するポートフォリオです。

ファンド名 投資割合 資産クラス ベンチマーク
たわらノーロード 日経225 10% 国内株式 日経225
たわらノーロード 先進国株式 80% 先進国株式 MSCI-KOKUSAI
iFree 新興国株式インデックス 10% 新興国株式 FTSE RAFI エマージング インデックス

まとめ

ろうきんのつみたてNisaでは、「たわらノーロード 先進国株式」が非常に優秀なファンドです。たわらノーロード・シリーズは実質コストも安い傾向があり、信頼できます。このファンドを選択できるのは良いですね。

ろうきんのつみたてNisaの微妙な部分は2点。まず、選ばれているバランス・ファンドがどれも残念です。次に、新興国株式クラスの「iFree 新興国株式インデックス」が、信託報酬、純資産額ともに、今ひとつなところ。

「iFree 新興国株式インデックス」については、投資家の要望が高まれば、いずれ信託報酬の引き下げがあるかもしれません。期待したいところです。

ろうきんのiDeCoでおすすめな投資信託を考えてみる

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です